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#6 丈夫な剣をゲットですわ!

last update publish date: 2025-07-02 21:19:00

『神に匹敵する生物、禍神か……。世界にはまだ見ぬ強者で溢れているのだな。』

「えぇ、そうですわね。古代文明の崩壊以降は人と接触することはなったですけれど、彼らは確かに存在していますの。そしてその禍神三体の討伐こそがわたくしが龍と相打ちして死んだ私の目標ですわ。前回の私は討伐のためのパーティを集めようと動いてはいましたがその前に死にましたもの。今回は最初っから妥協なしで行きますわよ。」

『そう……か……』

「というわけでわたくしは早急に強くならなければいけませんの。そして、討伐対象を探すために旅に出る必要もありますわ。だからいずれお母様にもこのことを話さなければいけないとは思っていますけれどそれは今ではないんですの。先のことを話して余計な心配をかけたくないですしね。」

 この話をお母様にしたら絶対に止められますもの。お母様もなかなか譲らないでしょうし、ぶっちゃけ説得するのがめんどうですのよね……こんなことを口に出したら怒られるのは分かりきったことですし、お口チャックいたしますわ。

『ところでその旅は一人で行くのか?』

「当然一人で行きますわ。生半可な強さで連れて行くのは死なせるようなものですし、戦いに付いてこれるような戦力をこの領から引き離すのはさすがにまずいですわ!」

『そうか……寂しくなるな。』

「まだまだ先の話ですわよ!貴族令嬢の義務として一応学園は卒業するつもりですし。それに、旅に出たら帰って来れないわけでもないですもの!もしかしてもう戻ってくるなとでも遠回しに仰ってるんですの!?」

『そんなこと……言うわけがないだろうに。例え一人で旅に出てもこの家はこの領は……アビー、お前の実家だよ。いつでも帰ってこい!』

「だからまだ先の話だと何度言えば分かるんですの!」

『手紙も、定期的に送ってこいよ!』

「だ〜か〜ら〜!まだ先だって言ってんですわ!耳腐ってるんですの!」

『必ず生きて帰ってこいよ。』

「チッ」

 もうこのアホにいくら説明したところで伝わりそうもないですわね。きっとわたくしの一人旅がショック過ぎたのか情報を処理しきれていないんですのね。時間を無駄にしないよう素振りして待ちますの!

「ですわ!ですわ!ですわ!えいやっ!ですの!えいやっ!ですの!」

 こんな代わり映えのない日々が一日、また一日と過ぎていった。そしてついに騎士団の魔窟演習(with アビゲイル)が始まる。

『アビゲイル、これを。』

「グッ……こ、これは?」

 な、なんですのこれ!大剣にしても重すぎますわよ!こんな重いのわたくし相手じゃなかったら腕やっていますわ!

『これは重力大剣だ。とは言ってもこれはただ死ぬほど堅くて重いだけの大剣なんだがな。特に特殊な効果もない。完全に名前負けしてるよな?』

「まさか……アダマンタイ──────」

『なわけねぇだろ。アダマンティスだアダマンティス。アダマンタイトとかそんな伝説素材で作った武器を幼い娘に渡すかっての!あれで出来た武器は大きくなってから渡してやるから今はそれで我慢しろ。』

 アダマンタイト。それは全鍛冶師憧れの不壊属性を持つ伝説素材である。物体である以上ダメージを蓄積してしまうが、その素材で作られた武具は周囲に存在する魔力を使って自己修復するのである。

 また、その魔力吸収利用の性質により武具の魔力強化との親和性が非常に高いのも伝説素材たる所以である。もっとも、その力を使いこなせる者など今となってはただ一人を除いて存在しないのだが……

「ははっアダマンティスも十分高級素材じゃあいりませんか。ありがたく使わせていただきますわ。」

 アダマンティスもまた生体武器であるが故、原理こそ違えど同じように自己修復機能を有していた。また、非常に堅く鋭い。これは生物の素材故にある種の永久資源であるため価格が安定しており、魔力強化との親和性も低いためアダマンタイトと比べて安価である。

 安価とは言ってもそれは伝説素材であるアダマンタイトと比べた場合での話である。魔法に弱いという性質があるとはいえアダマンティスは非常に強力な魔物である。当然素材採取の依頼料も非常に高い。そのため大剣1本分でちょっとした城が建つ程の価値がある。

 それを幼い娘にプレゼントする時点でルミナリア辺境伯家当主アルバード=ルミナリアは……親バカである。

『で、こいつを持った感触はどうだ?』

「めちゃくちゃ思いですけれど振れなくもないですわね。これなら力加減を間違えて剣をへし折るなんてことはなさそうですわ!」

『おいアビー、今なんつった?』

 剣を一本ダメにしたことまだお父様に言ってなかったですわね……

「えっと……武器庫にある武器は自由に持ち出していいとの事でしたのだ大剣を持って仮想敵相手に修行をしていましたの。その時少し力強く振りすぎたのか大剣を歪ませてしまいましたの。」

『はぁ……アビー、お前さぁ。』

「ちゃ、ちゃんと魔窟の魔物を一人で倒して回ったときの素材を売って大剣を直してもらいましたわ!だからもう大丈夫ですの!」

『怒ってないからそんなに焦らなくていい。』

「そ、そんなの信用出来ませんわ。わたくし知っていますもの。怒ってないから……は怒っている時に言うやつだってことを!」

『はぁ……いいか?アビー、武具は消耗品だから大事に使っていてもいつかは壊れるもの。今回アビーがしたのは力強く剣を振っただけ。それで壊れるなら壊れた武器の方に問題がある。それにもう直せたんだろ?ならなんの問題もない。ただ……次からはちゃんと壊れたって報告しろよ?』

「分かりましたわ。次からはきちんと報告いたします。」

『今回の演習は俺もついて行きたいところなんだがあいにく仕事が立て込んでてな。すまんな、アビー。お前の強さ的に大丈夫だとは思うが実戦では何が起こるか分からない。油断はするなよ?』

「油断なんて当然しませんわ!もう二度と死にたくなんてありませんもの。何があっても誰一人欠かさず全員で帰ってきますわね。」

 わたくしは当然死ぬつもりはないですし、誰も死なせるつもりもないですもの!こんなところで躓いてなんかいられませんわ!

『よし、それじゃあ行ってこい!上に立つ者としては失格かもしれんが一番大事なのはお前の命だ。騎士たちとお前のどちらかだけが助かる時、迷わず自分の命を選択しろよ。』

「そんな状況にはならないでしょうけど、わかりましたわ。それじゃあいってきますわ!」

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